Q100155: Nuke Studio でインポートされたフッテージのフレーム レートを設定する

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症状

Nuke Studio 13.1 より前のバージョンでは、ユーザー インターフェイスからインポートされたフッテージのフレーム レートを変更する方法がありませんでした。デフォルトでは、イメージ シーケンスは[編集] > [環境設定] > [プロジェクトのデフォルト] > [全般] > [フレーム レート] の設定に基づいて 24 FPS でインポートされます。

解決

Nuke Studioのスクリプト エディターでは、Python を使用してフッテージのフレーム レートを手動で設定できます。以下は、フレーム レートを設定するために実行する必要がある基本的なコマンドです。

hiero .core.projects()[0].clips()[0].setFramerate(25)

このコードを実行するには:

  1. [スクリプト エディター] パネルを開きます。
  2. 次のコマンドをコピーして貼り付けます: hiero .core.projects()[0].clips()[0].setFramerate(25)
  3. Ctrl + Enter を押してコマンドを実行します。

上記を実行した後、最初のプロジェクトの最初のクリップのフレーム レートが 25 FPS に更新されるはずです。

コードロジック

このコードは、プロジェクトを選択してからクリップを選択し、そのクリップのフレームレートを定義された値に設定することで機能します。

最初の角括弧 [ n ] のセットはプロジェクトを定義します。 Pythonic リストは1ではなく0から始まるため、これは上記のコマンドで最初のプロジェクトに設定されます。

角括弧の 2 番目のセット [ n ] は、プロジェクトのクリップを定義します。上記の場合、最初のクリップは[0]です。

終わり括弧 ( n ) は、フッテージに設定するフレーム レート FPS 値を定義します (上記の場合(25))

3 つの数値を調整して、プロジェクト内のクリップのフレーム レートを希望のフレーム レートに設定できます。


Nuke Studio 13.1 以降

Nuke Studio 13.1 以降の現在のリリースでは、右クリックのコンテキスト メニューでプロジェクト ビン内のクリップごとのフレーム レートを調整できるようになりました。

mceclip0.png

クリップのフレーム レートを変更するには:

  1. Nuke Studioで、フッテージをプロジェクト ビンにインポートします。
  2. クリップを選択し、右クリックしてコンテキスト メニューを開きます。
  3. [クリップ] > [フレーム レートの設定] にマウスを置き、左クリックして任意の値を選択します。

上記を実行すると、個々のクリップの FPS が変更されます。この機能の詳細については、こちらの 13.1 リリース ノートをご覧ください。

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